2011-6-23 (-0.7) key/sec
平均タイプ数 | 8.3 key/sec
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ミス タイプ数 | 3 key
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正解タイプ数 | 258 key
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所要時間 | 31 key
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やっとこさ。次の目標は 9key/sec。永久に届かない気もするけど。
font-family
すっかり報告を忘れていましたが、サイトを再マークアップした時に、閲覧者の指定が優先されるようにこちらからの書体の指定を止めました。以前のメイリオでの表示が良かったという方は、以下を参考にブラウザ側で好きなフォントを指定してあげてください。
- Opera 11.11 : 設定 (Alt+P) → ウェブページ → 標準のフォント ※変更後、要再起動
- Firefox 5.0 : ツール(T) → オプション(O) → コンテンツ → フォントと配色 → 既定のフォント(D):
- Iron 12.0.750.0 : アドレスバーに
chrome://settings/fonts
と打って移動 → 標準フォント
- IE9 : ファイル名を指定して実行 (Win+R) を開いて
inetcpl.cpl
と打って Enter → デザイン → フォント(N) → Web ページ フォント(W)
Opera ~ 選択文字列をバックグラウンドで Google 検索する (2013-7-3 微修正)
普通は Ctrl + Shift + [検索] 等、修飾キーとの組み合わせで間に合いますが、メニューやボタンのワンクリックで片付けたい場合。11.11 だと Open url in new background page
で %t
が使えないし、Windows だと Paste mouse selection and go background
も使えないし、クリップボードの使用を避けるには云々と地味に面倒です。色々なアプローチの仕方がありますが、こんなやり方も。※設定 (Alt+P) → 詳細設定 → コンテンツ → JavaScript オプション... → ウィンドウの強制背面表示を許可する、が On であることが条件。
テキストエディタでアクティブなメニュー設定ファイル (パスは opera:config#UserPrefs|MenuConfiguration
で確かめられます) を開き、[Link Selection Popup Menu]
及び [Hotclick Popup Menu]
セクションに以下の一行を足すだけ。
Item, "バックグラウンドで Google 検索する(&R)" = Go to page, "javascript: (function (s) { s && open('https://www.google.co.jp/search?q=' + encodeURIComponent(s.replace(/\s+/g, ' '))).blur(); })('' + getSelection());", , , "Find"
ファイルの編集が終わったら文字コードが UTF-8 になっていることを確認して保存し (エディタによっては Shift_JIS と誤検します/コードが誤っているとメニュー名が文字化けするので注意)、Opera を再起動すれば、選択文字列上で右クリックした時のポップアップメニューに「バックグラウンドで Google 検索する(R)」という項目が追加されます。
選択中の文字列に引用符や、先頭に検索エンジンのキーワードが含まれていても Google で検索できます。また、連続する半角スペースや改行は、一つの半角スペースに纏めるようにしています。お節介であれば .replace(/\s+/g, ' ')
の部分を削除してください。
お試し用設置ボタンはこちら→ バックグラウンドで Google 検索する。リンクをツールバー等にドラッグ & ドロップすると追加できます。テキスト選択にならないようにリンクを掴むのにコツが入りますが、垂直にカーソルを動かすと簡単に掴めますというのは受け売り。削除する時はボタンを右クリックしてカスタマイズ(C) → ツールバーから削除(E) です。
拍手レス
> 偶然こちらに...
お久し振りです。震源地からは離れた所に住んでいたので震災の影響は特に受けていません。ご心配していただき、ありがとうございます。メールは……実は届いています。(でも「エラーで返ってきた」と書かれているということは、また別のメール?)
返事に就いては、誰に向けても誠実に書く自信がなくて出せませんでした。いつか返事を書ければと思い当該メールは残しておいたのですが、さっき改めて読み返してみて、とても丁寧なメールを頂いたのに黙り込んでいたことを本当に申し訳なく思っています。すみませんでした。
よくファビョる割には高慢ちきな自分なので、行ったり来たりしながら懲りずにまたサイトを運営しています。気を遣っていただいたこと、また目に留めていただいたこと、嬉しかったです。今は界隈に積極的な参加はされていないとのことですが、また何か創作活動をする折には、声を掛けていただければ出来る範囲で (出来ることと言ったら感想やバグ報告くらいですが) お手伝いさせていただきます。こちらのメールアドレスも当時のままですので気軽に声を掛けてください。今度はちゃんと返事を書きますので。……いや本当に、すみませんでした。
また、ポチッと拍手ボタンを押してくださった方へ。ありがとうございました。
2011-6-18 CardWirth ~ 能力判定分岐コンテントの成否判定の式 (2011-9-2 再編集)
2011-6-23 追記: 本題の前に
HAND 様が回避・抵抗率に関する丁寧なレポートを書かれています。回避・抵抗率の判定には能力判定分岐コンテントと似た式 (内部的には与えている引数が異なるだけで同じ関数を呼んでいる?) が用いられており、そちらの方が新しく、より正確な情報が書かれていますので、以降を読む前でも後でも構いませんが、一読しておくことをお勧めします。
HANDのページ-コラム/02.CardWirthエンジン分析-回避率・抵抗率 (HANDのページ)
CardWirth ~ 能力判定分岐コンテントの成否判定の式 (2011-9-2 再編集)
次の評価式の演算子 ">", "≧" の左が達成値、右が目標値で、条件式が真 (true) であった時、判定に成功する。※以下の 2 つは等価な式である。
- (1 + 適性値 [※1]) ÷ 2 (※2) + 冒L + 2D6 > 2 (※3) + 判定レベル + 2D6
- (1 + 適性値 [※1]) ÷ 2 (※2) + 冒L + 2D6 ≧ 3 (※3) + 判定レベル + 2D6
但し、達成値を導く中のダイスロール 2D6 で 2 (1 のぞろ目) が出たらその時点で自動的失敗となり、12 (6 のぞろ目) が出たら自動的成功となる。
※1 身体的特徴 + 精神的特徴 + 行動力ボーナス/ペナルティ
※2 商の余りは切り捨てる
※3 此れを 2 倍した値が能力判定分岐コンテント自身の適性値?
Ask の齋藤様から直接、ダメージの計算式を聞いたそうな古山シウ様のサイトだったかダメージ計算機のソースだったかで、効果コンテントの適性値が 6 とあったので (v1.20 の頃の話だけど)、此方も 6 である可能性が高い――が、断定できるソースを持っている訳ではないので両方記しておく。因みに HAND 様のまとめを見るまで等価な式 (B) があること、適性値 6 で通じることに気付きませんでした。自分、馬鹿ス
実体は TRPG の「行為判定」その物と言えます。TRPG に馴染みがない方は、例えば 夢現交路TRPG 様の所の [ルール] → [■行為判定ルール >>能力判定] の項なんかを読むと、CardWirth が TRPG に影響を受けている部分が見えて面白いかもしれません。閑話休題。以降も殆ど蛇足だけれども。
評価式の関係上、成功率のパターンは有限です。A の評価式を用いて例を挙げます。
乱数 2D6 を除いた達成値と目標値の差が 9 以上の時――仮に 0 対 9 としましょう。達成値側が自動的勝利を除く最大のダイスの出目 11、目標値側が最低の 2 を出したとしても、11 (0 + 11) 対 11 (9 + 2) となり、判定に失敗します。2D6 × 2D6 の組み合わせは 1,296 種あり、達成値側が 12 (自動的勝利) であるのは内 36 種です。詰まり、差が 9 以上である時の判定成功率は 36/1296 = 1/36 (2.77…%) となります。乱数を除いた差が 8 になると、出目 11 で目標値を上回れる 2 種を加えて 38/1296 = 19/648 (2.932…%) となります。
このようにして考えていくと、成功率のパターンは以下の 20 種に限定されることが分かります。※表中の [差] は例で言う「乱数 2D6 を除いた達成値と目標値の差」です。左が A、右が B の評価式を用いて考えた時の差になります。
差 | 成功パターン × 百分率 ÷ 賽子 4 個 | 成功率 (%)
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10 | 9 | 1,260 | × 100 ÷ 1,296 = | 97.222…
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9 | 8 | 1,258 | 97.06790…
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8 | 7 | 1,251 | 96.52777…
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7 | 6 | 1,235 | 95.29320…
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6 | 5 | 1,205 | 92.9783950…
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5 | 4 | 1,155 | 89.120…
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4 | 3 | 1,080 | 83.333…
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3 | 2 | 980 | 75.6172…
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2 | 1 | 858 | 66.20370…
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1 | 0 | 720 | 55.555…
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0 | -1 | 576 | 44.444…
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-1 | -2 | 438 | 33.7962…
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-2 | -3 | 316 | 24.38271…
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-3 | -4 | 216 | 16.666…
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-4 | -5 | 141 | 10.87962…
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-5 | -6 | 91 | 7.02160…
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-6 | -7 | 61 | 4.706790…
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-7 | -8 | 45 | 3.47222…
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-8 | -9 | 38 | 2.9320…
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-9 | -10 | 36 | 2.777…
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以上を踏まえ、冒険者レベルと判定レベルの差が 0 の時の適性値ごとの成功率を、CardWirth, HSP, JavaScript で試行させたもの、計算して出したものと 4 つ並べます。※適性値 1pt 辺りの試行回数は CardWirth と HSP が100,000 回、JavaScript が 1,000,000 回です。CardWirth と HSP の分は随分前のものなので一部統計が不足しています。計算して出した成功率は、小数部を私感で適当に省いています。
適性値 | CardWirth | HSP | JavaScript | 計算
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29pt | - | - | 97.2104% | 97.2%
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28pt | - | - | 97.2114% | 97.2%
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27pt | - | - | 97.2138% | 97.2%
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26pt | - | - | 97.2211% | 97.2%
|
25pt | - | - | 97.2364% | 97.2%
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24pt | - | - | 97.229% | 97.2%
|
23pt | - | - | 97.2151% | 97.2%
|
22pt | - | - | 97.0445% | 97%
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21pt | - | - | 97.0603% | 97%
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20pt | - | - | 96.5335% | 96.5%
|
19pt | 96.464% | 96.569% | 96.5244% | 96.5%
|
18pt | 95.241% | 95.210% | 95.2712% | 95.3%
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17pt | 95.298% | 95.313% | 95.2649% | 95.3%
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16pt | 93.014% | 92.985% | 92.9485% | 92.98%
|
15pt | 92.908% | 93.000% | 92.9792% | 92.98%
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14pt | 88.97% | 89.105% | 89.1388% | 89%
|
13pt | 89.269% | 89.239% | 89.0912% | 89%
|
12pt | 83.464% | 83.370% | 83.3814% | 83.3%
|
11pt | 83.261% | 83.337% | 83.3361% | 83.3%
|
10pt | 75.791% | 75.659% | 75.6385% | 75.6%
|
9pt | 75.559% | 75.444% | 75.6141% | 75.6%
|
8pt | 66.277% | 66.238% | 66.239% | 66.2%
|
7pt | 66.174% | 66.149% | 66.2684% | 66.2%
|
6pt | 55.468% | 55.604% | 55.5173% | 55.56%
|
5pt | 55.928% | 55.450% | 55.6168% | 55.56%
|
4pt | 44.393% | 44.654% | 44.4626% | 44.44%
|
3pt | 44.737% | 44.569% | 44.4084% | 44.44%
|
2pt | 33.593% | 33.760% | 33.8185% | 33.8%
|
1pt | 34.296% | 33.711% | 33.7494% | 33.8%
|
±0pt | 24.418% | 24.461% | 24.3822% | 24.38%
|
-1pt | 24.336% | 24.315% | 24.3786% | 24.38%
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-2pt | 24.477% | 24.432% | 24.4279% | 24.38%
|
-3pt | 16.955% | 16.768% | 16.6851% | 16.67%
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-4pt | 16.669% | 16.495% | 16.6687% | 16.67%
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-5pt | - | - | 10.9003% | 10.9%
|
-6pt | - | - | 10.8283% | 10.9%
|
-7pt | - | - | 6.997% | 7%
|
-8pt | - | - | 7.0052% | 7%
|
-9pt | - | - | 4.6594% | 4.7%
|
-10pt | - | - | 4.674% | 4.7%
|
-11pt | - | - | 3.4879% | 3.47%
|
-12pt | - | - | 3.4839% | 3.47%
|
-13pt | - | - | 2.9562% | 2.93%
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-14pt | - | - | 2.9405% | 2.93%
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評価式と表の何方からも分かるように、冒険者レベルは 1 レベル 辺り適性値 2pt に等しいと言えます。また、概ね 2pt 間隔で成功率が変化していっているのに、±0~(-2)pt の 3pt 間で結果が動いていないのは、達成値側の式の冒頭の "(1 + ..." で結果がズレ込むのと、商の余りが切り捨てられる為です。
1 + 適性値 0pt → 1 ÷ 2 = 0.5 → 0
1 + 適性値 (-1)pt → 0 ÷ 2 → 0
1 + 適性値 (-2)pt → (-1) ÷ 2 = (-0.5) → 0
レベルや必要能力の組み合わせの違いで結果が変わるか否かも調べましたが、有意な差は見られませんでした。純粋に数値だけを見て評価しているようです。例えばレベル差が 0 であれば、冒険者レベルと判定レベルが 1-1 であろうが 7-7 であろうが、他の要素に違いがない限り同じ結果が出ます。筋力 5 と好戦性 +2 での判定と、知力 6 と狡猾性 +1 での判定の結果も同様です。
最後になって話がややズレますが、効果コンテントを用いて取った回避・抵抗率の統計の比も以上の結果と一致しています。詰まり、回避・抵抗判定の際にも先の式が使われ、達成値/目標値の一方に攻撃側のレベル及び使用カードが要求する適性の値が、もう一方に防御側のレベル及び回避・抵抗適性 (敏捷度 + 慎重性 or 精神力 + 勇猛性) の値が使われるのではと予想されます。
以上。お役に立てば幸いです。
余談 :
TRPG に就いて浅学故、用語に関する誤解をしていました。「自動的成功」と「自動的失敗」の部分です。以前のサイトに上のトピックを載せていた時は「クリティカル」と「ファンブル」と表していました。が、これらは大成功・大失敗を指すのであって、自動的成功/失敗とはまた異なるのだそうです。今更ながら失礼しました。