2014-3-22 ShuttlePRO v2 の Global Settings をスイッチできるようにする
ShuttlePRO v2 の Global Settings をスイッチできるようにする
Contour Design の ShuttlePRO v2 には Switch settings という機能があるのに Global Settings は複製できない (関連付けるアプリケーションの選択を強制される)。と言う訳でバイナリ エディタで設定ファイルを弄って強引に作る手順です。設定諸々がぶっ壊れても責任は持てません。
- 検証に使ったドライバのバージョン: Windows 用の 2.10
- 環境: Windows 8.1 Pro x64 ※ OS が異なる場合、使用されるフォルダ等が変わるかもしれません。適宜読み替えてください
手順
通知領域のアイコンをクリックして Open Control Panelを選んで Contour Shuttle Device Configuration を開く。
ShuttlePRO v2 タブの Options ボタンから Create New Settings を実行する。サブ メニュー (新規に作る, Global Settings の内容を複製する, 選択中のアプリケーション設定の内容を複製する) の選択はお好みで。
関連付けるアプリケーションは登録されていないものから選び、実行ファイルの名前をメモしておく。
Contour Shuttle Device Configuration を閉じて、ファイル名を指定して実行 (Win+R) から services.msc
を開き、サービスの一覧から Contour Shuttle Device Engine を選んで右ペインの左上にある サービスの停止 を実行する。
%ProgramData%\Contour Design\CDIShuttle.pref
をバイナリ エディタで開き、関連付けたアプリケーションの実行ファイルの名前の byte 列を検索して、アスタリスク (*) 一文字 (0x2a00...) に書き換える。仮に実行ファイルの名前が launcher.exe
なら次の通り。
0x6c00610075006e0063006800650072002e00650078006500
↓
0x2a0000000000000000000000000000000000000000000000
(3) と同じ手順で Contour Shuttle Device Engine サービスを開始する。
以上。
問題点
Contour Shuttle Device Configuration 上での設定名が "Global Settings" になってしまい、元々ある Global Settings との区別が付き辛い。
但し、通知領域のアイコンをクリックした時に開かれるコンテキスト メニュー上では自分で付けた名前で表示されます。
余談
通常インストール版はどうか知らないのだけれど、スタンドアロン インストールした Opera (Blink) だと実行ファイルがバージョン番号のフォルダに収められているから、アップデートの都度関連付け直すのは億劫なので適当に対処しないとなんて考えていたのですが、今回のことでフルパスじゃなく実行ファイル名しか見ていないことが分かったのでズシャッと登録できたのが嬉しかったです。